「証明書さえ出せば終わり」──
そう思ってたあの日の自分を、そっと肩ポンしてあげたい。
Google AdSenseの税務情報提出。
言われるがままに国税庁のサイトでPDFをダウンロードして、住所も入力して、提出先は「United States of America」──完了!
……したと思ったんだ。
ところが何度出しても「この証明書は利用できません」の一点張り。
え?いや、国税の正式な証明書ですけど?何がダメなの??
疑問が疑問を呼び、
気づけば私は「居住者証明書」という謎ワードと、にらめっこする日々に突入していた。
ヒントを求めてたどり着いたのが、AdSenseのコミュニティ。
そこで返ってきた回答は……
「その証明書、提出先が“アメリカ”ではなく“シンガポール”じゃないですか?」
……は??
いやいや、Googleの税金関係ってW-8BENでしょ?アメリカのIRS(アメリカ国税庁)に出す書類でしょ?
ってことは、提出先はアメリカじゃん??
でも、出しても出しても通らない。
つまり、Googleの本当の税務処理って、シンガポール経由なんだってことらしい。
もうこの時点で、軽く2回は心折れてる。
「出してる証明書が違う国向けって、そんなことある……?」
「じゃあ、何をどう出せばいいの……?」
調べて、確認して、また否認されて、
そのうちPDFのフォントがにじんでるかどうかまで気にするようになってた。
そして今──
再び税務署に向かう決意をした。
交付申請書には、しっかりとこう書いた。
提出先国:シンガポール/Singapore
これで通ると信じて。
月曜日、私は再び“書類の山”に挑む。
今回の件でわかったことがある。
それは、「証明書の提出=ただの作業」じゃなかったってこと。
自分の情報をちゃんと整えて、相手にどう伝えるかを考えて、
何が正しくて、どこでつまずいてるかを、自分で見つけにいくってこと。
それが、たまたま“税務署”というステージだっただけ。
きっとこれ、転職でも、仕事の中でも、
同じことが起きる。
「正しいことをしてるはずなのに、通らない」
「誰にどう伝えたらいいのかわからない」
そんなとき、投げ出さずにやりきる力って、すごく大事なんだと思う。
今はまだ、“結果”は出ていない。
でも、もしも月曜の税務署で証明書が交付されたなら──
この戦いは、「意味のある過程」だったって、笑って言える気がする。
📌 この記事は現在進行形の体験です。
この続きは、どこかの記事でまた…(たぶん、気が向いたときに!笑)
税務署のことを書いた後に、今度は“職場あるある”が思い浮かんで…笑
👉 張り切ったら、方向性が真逆でした
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