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【後編24】医療事務の1日ってどんな感じ?── 働いてわかった“気をつけていること”と、やってよかったと思える瞬間

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① はじめに:

前編では、派遣スタッフとして働く「とある1日の流れ」をご紹介しました。

読んでみて、
「自分にもできそうかも」
「でも実際やってみたら大変なんじゃ…?」
そんなふうに感じた方もいるかもしれません。

そこで今回は、実際に医療事務として働く中で、どんなことに気をつけているのか
そして、「やってよかった」と感じた瞬間を紹介していきます✨


② 働く中で“気をつけていること”

💡1|患者さんへの声のトーンや表情

体調が悪くて来院される方ばかりの医療現場では、
「笑顔でやさしく」が大前提。

でも、ただニコニコしていればいいわけではなくて、
患者さんの年齢や様子に合わせた“ちょうどいい距離感”が求められます。

「お大事に」と言うタイミングや、
不安そうな方に一言そっと添える気遣いなど──
日々、小さな積み重ねが信頼につながるんです。


💡2|忙しいときこそ、確認を怠らない

混雑時やクレームが重なったとき、つい焦ってしまうことがあります。
でもそこで入力ミスや保険証の取り違いがあると、
患者さんに迷惑をかけてしまうことに。

だからこそ、**「急いでいるときほど、ゆっくり確認」**を意識しています。


💡3|周囲のスタッフとの“さりげない連携”

看護師さん、医師、技師さん、他の事務スタッフ──
多くの人と一緒に動く医療現場では、
「今、何が起きているか」を感じ取る力がすごく大事。

・診察室から緊急対応の声が聞こえた
・看護師さんが処置室を出たり入ったりしている
・隣の受付が対応に手間取っている

そんな様子を見て、声をかけたり、空気を読むことも、スムーズな職場づくりの一部です🌿


③ 「やってよかった」と思えた瞬間

ある日、いつも無言で帰る高齢の患者さんに、思いきって「またお待ちしてますね」と声をかけたら──

「…ありがとう、ここがいちばん安心するから来てるのよ」

そうポツリと返してくれました。

受付での一言や、会計時の一瞬が、
患者さんにとっては「信頼」や「安心」につながっているんだなと、心から感じた瞬間でした。

他にも──
・「この前助けてくれてありがとうね」と同僚から言われた
・繁忙期をみんなで乗り越えて、自然と拍手が起きた日
・担当者から「次も契約更新でお願いします!」と連絡が来た日

ひとつひとつが、「この仕事をやっていてよかった」と思えるご褒美なんです😊


④ おわりに:1日が積み重なって、やりがいになる

医療事務の1日は、たしかに忙しくて大変なこともあります。
でもその中には、人とのふれあいや、小さな達成感、感謝の言葉が詰まっています。

派遣として働いていても、正社員でなくても──
「この場所で誰かの力になれている」
そう実感できたとき、働く意味とやりがいが生まれてきます。

どうか、あなたの“最初の1日”が、
自信とやさしさにつながる1日になりますように🌷


📌 次回予告(予定)
→ 医療事務に向いている人ってどんな人?
→ 働く中で気づいた「向き・不向き」のリアルを紹介!


次の【前編25】へ💚

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