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【後編25】医療事務に向いている人って、どんな人?──「向いてないかも…」と思った私が、続けてわかったこと

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① はじめに:

前編では、「医療事務に向いている人」や「こういう性格が活かせるよ」というお話をしました。

でも、現実には──

「私、ちょっと向いてないかもしれない…」
「向いてる人は、もっとテキパキできるんだろうな…」

そう思いながら、それでも頑張っている人もたくさんいます。

今回は、そんな“ちょっと苦手”を感じながらも、
続ける中で自分の働き方を見つけていった人たちのリアルをお届けします。


② 最初は「向いてない」と思っていた人の声

💬「パソコンが苦手で、毎日ミスばかり…」

ある方は、入職直後に電子カルテの入力で何度もつまずき、
「もう辞めた方がいいんじゃ…」と思ったそうです。

でも、上司がこう言ってくれました。

「焦らなくていい。自分のペースで覚えていこう」

その言葉に救われて、毎日少しずつ復習を重ねた結果、
3ヶ月後には**「頼れる人」として声をかけられるようになった**とのこと。


💬「人見知りで、患者さんと話すのがこわかった」

別の方は、「受付に立つたびに緊張で汗が止まらなかった」と話します。

でもある日、いつも来るおじいちゃん患者に話しかけられ、
「あなた、丁寧で安心するね」と言われた瞬間に、心がほどけたそうです。

「私は“上手に話す”ことじゃなく、“丁寧に向き合う”ことで信頼されていたんだ」

と気づいて、そこから少しずつ笑顔が増えたとのこと。


③ 続ける中で見つけた「自分らしい働き方」

医療事務に向いてる・向いてない、って
実は“白黒はっきり分けられるもの”ではないんです。

大切なのは、

  • 自分の苦手を知ること
  • それをどうカバーするかを考えること
  • 完璧じゃなくても「誠実」であること

たとえば──

・書類の処理は苦手でも、電話応対が丁寧で信頼されている人
・患者さん対応は苦手でも、レセプト処理で周囲を支えている人

そんなふうに、**“強みを活かして働いている人”**がたくさんいます。


④ 「向いてない」から始まってもいい

大切なのは、向いてないからやめる、ではなく、“向いていく工夫”を見つけること。

あなたが苦手だと思っている部分も、
きっと“誰かにとっては魅力”に変わる瞬間があります。

誰かの「ありがとう」や
「いてくれて助かった」のひと言が、
自分でも気づかなかった“向いてる部分”を教えてくれるかもしれません。


⑤ おわりに:

「向いてないかもしれない」
それは、誰だって一度は思うこと。

でも、“それでもやってみたい”と思ったあなたには、
きっとこの仕事に向いている部分がちゃんとあるはずです。

あなたなりの働き方を、焦らずゆっくり見つけていきましょう🍀


🌸 次回予告(予定)
→ 医療事務の仕事に役立った「意外な経験・スキル」って?
→ 家事・育児・接客経験が活きる場面も!


次は【前編26】に進もう〜!💪💚

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