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【後編26】医療事務で意外と役立った“あの経験”── 私の過去が、今の強みに変わった瞬間

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① はじめに:

前編では、家事・育児・接客など、
医療事務と関係なさそうに見える経験が、実は大いに活きることをお伝えしました。

今回はその続きとして、
「私はこんな経験が活きた!」という実際の声を紹介します。

「これってただの主婦スキルじゃない?」
「昔のバイト経験なんて、関係ないでしょ?」

そう思っていた方にこそ読んでほしい、
**“過去が自信に変わった瞬間”**です🌷


② ストーリー①:子育てで鍛えられた「説明力」が武器に

育児が落ち着いてから医療事務に挑戦したAさん。
最初は、「ブランクもあるし、覚えることも多くて不安ばかり」だったそうです。

でもある日、初診で不安そうにしている高齢の患者さんに、
手続きの流れをゆっくり説明したとき、こう言われたそうです。

「あなたの説明、すごくわかりやすかった。お母さんみたいだね」

Aさんはその言葉にハッとしたといいます。

「子どもにわかりやすく説明する工夫が、そのまま患者さんに伝わってたんだ」
と気づいた瞬間、自分の経験が**“強み”に変わった**と感じたそうです。


③ ストーリー②:飲食バイト経験が受付対応の自信に

学生時代からカフェで働いていたBさん。
医療事務は未経験で、「堅そうな職場に馴染めるかな…」と心配していました。

でも、受付での一言がよく褒められるように。

「あなたの声って安心するよね」
「明るくて話しかけやすい」

お客様の表情を読んだり、混雑時に気を配ったりしていたあの頃の感覚が、
そのまま受付業務でも役立っていることに気づいたそうです。

「“いらっしゃいませ”を言い続けた日々が、まさかここで活きるとは(笑)」
と、笑って話してくれました😊


④ ストーリー③:「家計簿スキル」がレセプト処理に役立った?

「私はとにかく地味な作業が得意で…」というCさん。
医療事務の仕事でも、毎月のレセプト処理が一番好きなんだそうです。

話を聞いてみると──

「家計簿を15年以上つけてきたので、細かい数字やパターンに目が慣れてるんです」

とのこと。

入力ミスを早く見つけたり、月ごとの変化を感じ取れたり、
「この金額、前と違う?」といった違和感に気づくのも早い。

「これって、長年の“主婦の勘”かもしれません(笑)」

まさに、“暮らしの延長線”がプロの仕事につながっていました✨


⑤ おわりに:あなたの“当たり前”は、きっと誰かの助けになる

今のあなたが「特別なスキル」と思っていないことでも、
医療事務の現場では、それが誰かの支えになる力になっていきます。

だからこそ、これまでの人生で積み上げてきたものを、
「なんの役にも立たない」なんて思わないでほしいんです。

あなたの経験は、あなただけの宝物。

それを活かせる場所が、
きっとこの医療事務の世界にもあるはずです🌱


📌 次回予告(予定)
→ 医療事務の“キャリアパス”ってどうなってるの?
→ 続けた先にある「ステップアップ」の可能性をご紹介!


次は【前編27】「キャリアアップ編」へ🌈

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