はじめに:緊張の初日を乗り越えた…はずなのに
派遣先での初日が終わり、ホッとしたはずの帰り道。どこかモヤモヤしている自分がいました。
「ちゃんと出勤できたし、トラブルもなかった」 それなのに、どうしてこんなに不安なんだろう。
周りの人たちは穏やかで、現場も悪くない。 でも、何かが引っかかっていて、心が落ち着かない── そんな“初日明けの気持ち”を、今日は正直に綴ってみたいと思います。
スタートラインには立った。でも、その先が見えない
出勤初日、業務の打ち合わせもして、席も決まり、 「よし、これでひと安心」…となるかと思いきや、 なぜか不安がじわじわと湧いてくる。
それはきっと、
- 自分がこれからどう動くべきか、まだはっきり見えていない
- 任される業務の範囲が曖昧なまま
- 周囲が自分をどう評価しているのかもわからない
つまり、“スタートはしたけれど、自分がどの道を進むのかが見えていない”状態だったんです。
相手もこちらを見ている時間
打ち合わせが済んでいても、それは“予定”であって、 実際にどこまで動けるか、どこまで任せられるかは別問題。
案外、最初から大きな期待をかけられているわけではなかったりします。 クライアント側も様子を見ていて、ある意味「お試し期間」でもあるんですよね。
しかも、そもそも最初からクライアントの方針や業務の全体像を理解しようなんて、無理があります。 にもかかわらず、なぜか精神的には追い込まれてしまうのが現実──
この時期の不安には、答えがない。 だからこそ、「自然の流れに乗っていくしかない」と思えるようになるまでが、本当の意味での“適応”なのかもしれません。
比べたくなくても比べてしまう
「まだ初日だから大丈夫」と言い聞かせる反面、 隣の席の人のスピード感や雰囲気が気になってしまう。
「自分、ちょっと浮いてるかも…」 「誰かの邪魔になってないかな…」
そんな風に、答えのない“気疲れ”が増えていきます。
最初から完璧になんてできないってわかってる。 でも、だからこそ余計に、「これからどうなるんだろう」という不安に飲まれてしまうんですよね。
不安な自分を責めないで
大切なのは、「不安に感じていること=ダメなこと」ではない、ということ。
不安だからこそ真剣に考えているし、 不安だからこそ周囲との関係を大切にしようとするし、 不安だからこそ自分の在り方を模索している。
それって、実はとても“前向きな姿勢”なんだと思います。
そんな言葉が、頭の中でグルグル回っていました。
実は私自身も、そんな“違和感”を抱いたままスタートしたことがあります。
その後どう受け止めていったのか、詳しくはこちらの記事で綴っています。
👉 「やっぱり違った…?」と思った日──でも、それは“今の私”に見えてる世界だけかもしれない
まとめ:「これから」は、自分でつくっていく
「自分の道は、自分で開拓しなきゃ」 よく言われるけれど、それって正論すぎて、ちょっと苦しい。
でも、あえて言うならこうかもしれません。
不安からのスタートでいい。むしろ、不安がある方が自然。
大事なのは、その不安と一緒に少しずつ“動いてみること”。
焦らなくていい。 答えがないからこそ、自分なりのやり方で少しずつ歩いていけば、 “これから”という道は、きっとあとからついてくる。
そう信じて、また明日も、行ってみようと思います。
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