体験から学ぶ派遣のリアル初出勤〜数日のリアル

「やっぱり違った…?」と思った日──でも、それは“今の私”に見えてる世界だけかもしれない

体験から学ぶ派遣のリアル

はじめに:ふと湧き上がった“違和感”

派遣先での配属から数日。 毎日一生懸命に出勤して、挨拶をして、業務の説明を受けて。 でもふと、心の中にモヤッとした感覚が浮かびました。

「……なんか、ちょっと違うかも」

職場の雰囲気、関わる人たち、仕事の内容。 どれも想像していたものとは少し違っていて、 「もしかして、ここ失敗だったのかな」なんて思いがよぎることも。

でもその“違和感”って、本当に正しい感覚なんでしょうか? 今日はそんな気持ちを整理してみたいと思います。


「今の私に、何がわかる?」と自分に問いかけた

違和感を覚えたとき、真っ先に浮かんだのは「ここは合わないのかも」という考え。 でも、少し立ち止まって考えてみました。

  • まだ業務全体の流れを理解していない
  • 関係性ができていない人ばかり
  • 初めての環境に身体も心も馴染んでいない

そんな“スタート直後”の状態で、「ここが合っているかどうか」なんて、 判断できるわけがないんですよね。

違和感は確かにある。 でも、それはあくまで“今の私”が感じている印象であって、 未来の答えじゃない──そう思うようになりました。


違和感は“情報”として受け取ればいい

「違和感を感じた自分が間違っている」と思う必要もないし、 逆に「この職場はダメだ」と即断する必要もない。

大切なのは、感じたことを否定せず、 「今はまだ一部しか見えていない」という前提を持ちながら、 その違和感を“メモ”のように心にとどめておくこと。

あとで、「あの時の感覚はこういうことだったのか」と気づける日が、 もしかしたら来るかもしれません。

「やっぱり違ったかもしれない」──そんな風に感じる瞬間があってもいい。
でもそれは、“今のあなた”に見えている一側面かもしれません。

数日後、そんな違和感が「気づき」に変わった出来事については、こちらの記事で書いています。
👉 仕事現場で気づいたこと──自信が揺らいだ日


数週間後、見えたもの

私自身も、初期に感じた違和感が、時間の経過とともに変化していった経験があります。

  • あのときの冷たい印象は、相手の緊張だった
  • 業務内容の曖昧さは、実は“裁量の余白”だった
  • 会話の少なさは、静かな職場文化だった

つまり、「違っていた」と思ったその感じ方自体が、 “今の視点でしか見えていない景色”だったんです。


まとめ:感じ方は人それぞれ。結論は急がなくていい

新しい環境に飛び込んだとき、 「思っていたのと違うかも」と感じることはきっと誰にでもあること。

でもその感覚は、“まだ全体像が見えていない中での初期印象”。 そこで結論を出さずに、自分の中に“問い”として持ち続けることが、 むしろ前向きなスタンスだと思うんです。

大事なのは「今の印象に振り回されないこと」 そして「数週間後の自分がどう感じているかを、ちゃんと見にいくこと」

感じ方に正解はありません。 だからこそ、自分の内側の変化にも目を向けながら、 少しずつ“本当の居心地”を見つけていけたらいいなと思います。


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