コラム・心の整理部屋

自分ばかり動いてる?振られるのを待つ人の隣で思うこと

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仕事を“振られるだけの人”の隣で、自分ばかりが動いている感覚

職場って、ひとつのチームとして動いているはずなのに、
どうしても「温度差」を感じる瞬間ってありますよね。

たとえば、自分は先回りして動いているのに、
隣の人は、仕事を“振られるまで”待ってるだけ。

こっちは資料を準備して、段取りを考えて、ちょっと先のことまで見ているのに、
その人は、言われたことだけを最低限、ぽつぽつとこなすだけ。

それが何日も、何週間も続いてくると、
だんだんこう思ってしまいませんか?

「……なんで、私ばっかり動いてるんだろう?」
「このチーム、誰がまわしてるんだっけ?」


疲れるのは、“責任”じゃなくて“不公平感”

不思議と、
「なんでも任せられる人」って、どんどん仕事が集まってくる。
「動かない人」は、ずっとそのまま、静かに過ごしてる。

「評価されてるから任されてるんだよ」
そんな声もあるけど、正直、やる側ばかりが消耗していくことってありますよね。


気づけば、いつも電話が鳴るのは自分

たとえば、
気づけばいつも電話が鳴るのは自分。
確認も、調整も、問い合わせも、
なんでか全部、自分のところに集まってくる。

「いや、これ…チームリーダーより私の方が動いてない?」
そんな気持ちになること、ありませんか?

でもそれって、
「この人に聞けば早い」って、自然と信頼が集まってる証拠なのかもしれません。


言わないけど、ちゃんと“見てる”人もいる

振られるまで動かない人は、
一見トラブルも起こさず、無難にやっているように見えるかもしれません。
でも実は、そんな人のまわりでは、誰かがいつもフォローに回っているんです。

だからこそ、本当に見ている人は、
“何も言わなくても動いている人”のこと、ちゃんとわかっています。


でも、「やってる側」が折れてはいけない

振られるのを待つだけの人に引っ張られて、
「もう私も言われたことだけやろうかな」って思ってしまう気持ち、すごくわかります。

でも、そうやって自分の良さまで小さくしてしまうのは、もったいない

動ける人って、本当にすごい。
気づいて、考えて、先を読んで動ける人って、
チームにとってのエンジンなんです。


「自分ばっかり」と感じた時に思い出してほしいこと

仕事をしていて、
「なんで私ばっかり」って思う瞬間が来たら、
それはあなたが責任感と誠意を持って動いている証拠。

不公平に感じることがあっても、
“動ける自分”を、誇っていい。

その姿勢があるから、
チームは、ギリギリのところでまわっているのかもしれません。


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