コラム・心の整理部屋

続けられるか不安…そんなときの対処法──通信講座の“挫折”を防ぐ3つの工夫|後編6

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はじめに

「このまま、ちゃんと続けられるかな…」
「最初はやる気があったのに、最近はちょっと気持ちが沈みがちで…」

そんなふうに感じる瞬間、ありませんか?


通信講座って、自分のペースで学べる自由さが魅力です。
でもそのぶん、誰かに励まされることもなくて──
ふとしたときに「ひとりぼっち」のように感じてしまうこともあります。

  • 今日やるつもりだったのに、気づいたら1日が終わっていた
  • テキストは開いたけど、気が乗らず5分で閉じてしまった
  • 「あれ…私、本当にできるのかな」って不安になる…

実はこうした“つまずき”って、誰にでもあるものなんです。
完璧にやり続けている人なんて、ほとんどいません。


でもね──

「続けられた人」って、特別な才能があったわけじゃない。
ただ、“続けるコツ”を知っていただけなんです。


この章では、そんな「続けられる人」が実践していた
“3つのちょっとした工夫”をお伝えします。

それは…

  • いつも「完璧にやらなきゃ」と思っていた私が、少しラクになれた工夫
  • 小さな達成感を見逃さずに、自信につなげていく考え方
  • 誰かのひとことに、もう一度背中を押された経験 などなど──

もし今、モヤモヤした気持ちを抱えているなら、
このページが「もう少し、がんばってみようかな」と思える
きっかけになりますように🌱


“完璧”を手放してみよう

「どうせやるなら完璧に」
「サボったら意味がない」
「毎日続けないとダメだよね…?」

通信講座を始めた人が、
無意識のうちにこう思ってしまうのは、とても自然なことです。
でも──それが挫折の原因になってしまうこともあるんです。


✅ “続けられない人”の多くが、完璧を目指しすぎている

  • 1日でもサボったら自分を責めてしまう
  • 理解できなかったところで手が止まり、先に進めなくなる
  • 忙しい日が続いただけで「もう無理かも…」と感じる

これは、自分に厳しすぎる人ほど起こりやすい傾向です。

でもね、それって悪いことじゃない。
「まじめに頑張りたい」という気持ちの裏返しなんですよね🌷


✅ 「できなかった日」を受け入れることが、“続ける力”になる

たとえば…

  • 「今日はちょっと疲れたから休む」
  • 「動画を見るだけの日にしてみよう」
  • 「昨日サボったからって、今日まで止まらなくていい」

そんなふうに、**“あいまいでOKな日”**を認めてあげること。

これって、長く続けるにはとても大切なんです。


学びって、「100点を取るため」だけのものじゃない。
「続けた自分に出会うため」でもあるんです。


完璧じゃなくてもいい。
むしろ、そうじゃないからこそ「人間らしく」学び続けられる。

ちょっと力を抜いて、
「できなかった日」も、「やりたくない日」も、
自分の一部として優しく受け入れてあげてくださいね。


小さな達成感を積み重ねよう

「全然進んでない…」
「どうして私はこんなにできないんだろう」
気づけば、そんなふうに自分を責めてしまう。

でも、ちょっと待って。
本当に「できていない」んでしょうか?


✅ 小さな“できた”は、見えづらいだけで、ちゃんとある

  • テキストを1ページだけ読めた
  • 動画講義を途中まででも再生した
  • ノートにひとことメモを書いた
  • ログインして、やる気が出ずに閉じた……けど、また開いた

これって、全部「できたこと」なんです。
なのに、私たちは「もっとやらなきゃ」って自分を責めてしまう。


🟢 大きな成果だけが“達成”じゃない。
“続けた”という事実も、立派な前進です。


✅ “小さな達成感”を意識してみよう

ちょっとした工夫で、「できた」を感じやすくできます。

たとえば…

  • チェックリストで“終えた項目”に✅を入れる
  • 「1分だけテキストを見る日」と決めてハードルを下げる
  • SNSや手帳に「今日の自分、エライ!」と書いてみる

意識して「よし、できた!」と思える回数が増えると、
“やる気”は自然に自分の中に育っていくんです。


✅ やる気は、積み重ねの中にしか生まれない

モチベーションは、空から降ってくるものじゃない。
行動の中でしか、育たないものなんです。

「今日ちょっとだけやった」
「昨日より5分長くできた」
そういう“小さな差”が、後から大きな自信になります。


“完璧じゃないけど、進んでる”
この感覚を大切に育てていきましょうね🌱


誰かにちょっと話してみる

通信講座って基本は「ひとりで進める」もの。
だからこそ、孤独を感じやすいのも事実です。

「私だけ取り残されてる気がする」
「こんなことで悩んでるのって、自分だけじゃない?」
そんなふうに思って、モヤモヤを心の中にため込んでしまうことってありますよね。


でもね、その気持ち、少しだけ言葉にしてみてほしいんです。


✅ 誰かに話すと、気持ちは整理されていく

  • 家族に「ちょっとだけしんどい」と言ってみる
  • 友だちに「実は勉強してるんだけど…」と打ち明けてみる
  • SNSで「今日は3ページだけ読んだ」とつぶやいてみる

たったそれだけでも、
心の中にこもっていた“重さ”が少しずつ軽くなっていきます。


✅ 「わかるよ」「応援してるよ」は魔法の言葉

自分の中でぐるぐる悩んでいたことが、
誰かのたったひとこと──

「がんばってるんだね」
「ちょっとずつでいいと思うよ」

それだけで、「もうちょっとやってみようかな」って思えること、ありますよね。


✅ 声に出すことは、手放すことでもある

気持ちを言葉にすることって、
「今、私はこう感じてる」と自分を認めてあげることでもあります。

だから、つらいときこそ、無理に元気にふるまわなくて大丈夫。
誰かに話すことで、少しだけ肩の力が抜けて、また明日、前を向けるかもしれません。


「ひとりで頑張らなくてもいい」
「ときには助けを借りたっていい」

そう思えることもまた、
“学び続ける力”のひとつなんです🌷


おわりに

通信講座は、誰かに管理されるわけでもなく、
自分自身でスケジュールを立てて、進めていく学び方。

自由である一方で、
「続けることの難しさ」に直面する人も少なくありません。

でも、それってあなたが“弱い”からじゃないんです。
むしろ、ひとりで挑戦してるからこそ、当然の壁。


今回ご紹介した3つの工夫──

  1. 目標を細かく分けてみる
  2. 自分を責めすぎない
  3. 誰かにちょっと話してみる

このどれかひとつでも、あなたのそばに置いてみてください。
「やめたくなった日」でも、「また少し進めてみよう」と思えるきっかけになるかもしれません。


そして何より、あなたが“学ぼう”と決めたその気持ちは、
本当に立派で、かけがえのない一歩です。

迷ったときには、今日のことを思い出してくださいね。

あなたの学びが、少しずつでも前に進みますように🌈

次は、いよいよ資格取得後のことへ──


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