はじめに
「このまま、ちゃんと続けられるかな…」
「最初はやる気があったのに、最近はちょっと気持ちが沈みがちで…」
そんなふうに感じる瞬間、ありませんか?
通信講座って、自分のペースで学べる自由さが魅力です。
でもそのぶん、誰かに励まされることもなくて──
ふとしたときに「ひとりぼっち」のように感じてしまうこともあります。
- 今日やるつもりだったのに、気づいたら1日が終わっていた
- テキストは開いたけど、気が乗らず5分で閉じてしまった
- 「あれ…私、本当にできるのかな」って不安になる…
実はこうした“つまずき”って、誰にでもあるものなんです。
完璧にやり続けている人なんて、ほとんどいません。
でもね──
「続けられた人」って、特別な才能があったわけじゃない。
ただ、“続けるコツ”を知っていただけなんです。
この章では、そんな「続けられる人」が実践していた
“3つのちょっとした工夫”をお伝えします。
それは…
- いつも「完璧にやらなきゃ」と思っていた私が、少しラクになれた工夫
- 小さな達成感を見逃さずに、自信につなげていく考え方
- 誰かのひとことに、もう一度背中を押された経験 などなど──
もし今、モヤモヤした気持ちを抱えているなら、
このページが「もう少し、がんばってみようかな」と思える
きっかけになりますように🌱
“完璧”を手放してみよう
「どうせやるなら完璧に」
「サボったら意味がない」
「毎日続けないとダメだよね…?」
通信講座を始めた人が、
無意識のうちにこう思ってしまうのは、とても自然なことです。
でも──それが挫折の原因になってしまうこともあるんです。
✅ “続けられない人”の多くが、完璧を目指しすぎている
- 1日でもサボったら自分を責めてしまう
- 理解できなかったところで手が止まり、先に進めなくなる
- 忙しい日が続いただけで「もう無理かも…」と感じる
これは、自分に厳しすぎる人ほど起こりやすい傾向です。
でもね、それって悪いことじゃない。
「まじめに頑張りたい」という気持ちの裏返しなんですよね🌷
✅ 「できなかった日」を受け入れることが、“続ける力”になる
たとえば…
- 「今日はちょっと疲れたから休む」
- 「動画を見るだけの日にしてみよう」
- 「昨日サボったからって、今日まで止まらなくていい」
そんなふうに、**“あいまいでOKな日”**を認めてあげること。
これって、長く続けるにはとても大切なんです。
学びって、「100点を取るため」だけのものじゃない。
「続けた自分に出会うため」でもあるんです。
完璧じゃなくてもいい。
むしろ、そうじゃないからこそ「人間らしく」学び続けられる。
ちょっと力を抜いて、
「できなかった日」も、「やりたくない日」も、
自分の一部として優しく受け入れてあげてくださいね。
小さな達成感を積み重ねよう
「全然進んでない…」
「どうして私はこんなにできないんだろう」
気づけば、そんなふうに自分を責めてしまう。
でも、ちょっと待って。
本当に「できていない」んでしょうか?
✅ 小さな“できた”は、見えづらいだけで、ちゃんとある
- テキストを1ページだけ読めた
- 動画講義を途中まででも再生した
- ノートにひとことメモを書いた
- ログインして、やる気が出ずに閉じた……けど、また開いた
これって、全部「できたこと」なんです。
なのに、私たちは「もっとやらなきゃ」って自分を責めてしまう。
🟢 大きな成果だけが“達成”じゃない。
“続けた”という事実も、立派な前進です。
✅ “小さな達成感”を意識してみよう
ちょっとした工夫で、「できた」を感じやすくできます。
たとえば…
- チェックリストで“終えた項目”に✅を入れる
- 「1分だけテキストを見る日」と決めてハードルを下げる
- SNSや手帳に「今日の自分、エライ!」と書いてみる
意識して「よし、できた!」と思える回数が増えると、
“やる気”は自然に自分の中に育っていくんです。
✅ やる気は、積み重ねの中にしか生まれない
モチベーションは、空から降ってくるものじゃない。
行動の中でしか、育たないものなんです。
「今日ちょっとだけやった」
「昨日より5分長くできた」
そういう“小さな差”が、後から大きな自信になります。
“完璧じゃないけど、進んでる”
この感覚を大切に育てていきましょうね🌱
誰かにちょっと話してみる
通信講座って基本は「ひとりで進める」もの。
だからこそ、孤独を感じやすいのも事実です。
「私だけ取り残されてる気がする」
「こんなことで悩んでるのって、自分だけじゃない?」
そんなふうに思って、モヤモヤを心の中にため込んでしまうことってありますよね。
でもね、その気持ち、少しだけ言葉にしてみてほしいんです。
✅ 誰かに話すと、気持ちは整理されていく
- 家族に「ちょっとだけしんどい」と言ってみる
- 友だちに「実は勉強してるんだけど…」と打ち明けてみる
- SNSで「今日は3ページだけ読んだ」とつぶやいてみる
たったそれだけでも、
心の中にこもっていた“重さ”が少しずつ軽くなっていきます。
✅ 「わかるよ」「応援してるよ」は魔法の言葉
自分の中でぐるぐる悩んでいたことが、
誰かのたったひとこと──
「がんばってるんだね」
「ちょっとずつでいいと思うよ」
それだけで、「もうちょっとやってみようかな」って思えること、ありますよね。
✅ 声に出すことは、手放すことでもある
気持ちを言葉にすることって、
「今、私はこう感じてる」と自分を認めてあげることでもあります。
だから、つらいときこそ、無理に元気にふるまわなくて大丈夫。
誰かに話すことで、少しだけ肩の力が抜けて、また明日、前を向けるかもしれません。
「ひとりで頑張らなくてもいい」
「ときには助けを借りたっていい」
そう思えることもまた、
“学び続ける力”のひとつなんです🌷
おわりに
通信講座は、誰かに管理されるわけでもなく、
自分自身でスケジュールを立てて、進めていく学び方。
自由である一方で、
「続けることの難しさ」に直面する人も少なくありません。
でも、それってあなたが“弱い”からじゃないんです。
むしろ、ひとりで挑戦してるからこそ、当然の壁。
今回ご紹介した3つの工夫──
- 目標を細かく分けてみる
- 自分を責めすぎない
- 誰かにちょっと話してみる
このどれかひとつでも、あなたのそばに置いてみてください。
「やめたくなった日」でも、「また少し進めてみよう」と思えるきっかけになるかもしれません。
そして何より、あなたが“学ぼう”と決めたその気持ちは、
本当に立派で、かけがえのない一歩です。
迷ったときには、今日のことを思い出してくださいね。
あなたの学びが、少しずつでも前に進みますように🌈
次は、いよいよ資格取得後のことへ──
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