① はじめに:
前編では、「やりがいを感じた瞬間」や「仕事の中で芽生える喜び」についてお話しました。
でも、どんな仕事にも波があります。
「もう辞めたいかも…」
「私、向いてないんじゃ…」
そんなふうに感じる日も、決して珍しくはありません。
ここでは、落ち込みそうになったときに、どんなふうに気持ちと向き合えばいいのか?
そして、“やりがい”を持ち続けるためにできる小さな工夫についてお伝えします🍀
② 「やりがい」を見失いそうになる瞬間
医療事務の仕事は、基本的に“感謝されにくい裏方”です。
とくに忙しい時期や、患者さん対応が立て込む日などは、
「こんなに頑張ってるのに、誰にも気づかれない…」と孤独を感じることも。
さらに、医療の専門知識が必要な場面や、スタッフ間の連携ミスなどがあると、
自分の無力さを感じてしまうこともあります。
でも、それって本当に「向いてない」からなのでしょうか?
③ 落ち込んだときの気持ちの整え方
ここで一つ、大切にしてほしい考え方があります。
「“やりがい”は、もらうものじゃなく、“見つけていく”もの」
たとえば、こんなことでも十分なんです。
・朝、患者さんに「おはようございます」と気持ちよく言えた
・昨日より早く、ミスなく処理できた
・新人さんに「ありがとうございます」と言ってもらえた
これは全部、あなたが職場の中で“誰かの力”になっている証です。
落ち込んだ日は、あえて意識的に「今日できたこと」「今日ありがとうと言われたこと」を思い返してみましょう。
気づかないうちに、ちゃんと積み重なっている“やりがいの種”が見えてきます🌱
④ やりがいを感じ続けるための工夫
💡 やりがいが“消える”のではなく、“見えにくくなる”ときって、ありますよね。
そんなときにおすすめしたい、シンプルな工夫を3つご紹介します。
▷① 「小さな日記」をつける
仕事終わりに、1行でOK!
「今日うれしかったこと」「ちょっと頑張ったこと」をメモしておくと、あとから見返したときに励みになります📔
▷② 「感謝された一言」を残しておく
患者さんや同僚に言われたうれしい言葉、すぐに忘れちゃうことってありますよね。
LINEのメモ、スマホのメモ帳など、何でもOK!「宝物リスト」として残しておくと、自信回復の支えになります✨
▷③ 「初心を思い出す日」をつくる
「なぜこの仕事を選んだのか?」を、時々ふり返る日を決めてみるのもおすすめです。
初心を思い出すと、“今ここにいる自分”も少し誇らしく思えることがあります。
⑤ おわりに:それでも“続けたい”と思えたら、それがやりがい
医療事務という仕事は、派手ではありません。
でも、静かに人を支え、医療の現場を陰で守る、とても大切な役割です。
落ち込んだ日があっても、それを乗り越えた経験そのものが、
あなたの「やりがい」になっていく──
そう信じて、一歩ずつ進んでいってくださいね🌿
📌 次回のテーマ予告(予定)
→ 医療事務の人間関係や「職場の雰囲気」ってどう?
→ こんな人と働くのは大変?逆に支えられたエピソードも!
これで【後編21】、完成です✨
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