はじめに
「特別なスキルはないし、ただ子育てやバイトをしてきただけ…」
「そんな私に、医療事務なんて務まるのかな?」
実際に医療事務として働き始めた人の中には、
そんなふうに感じていた人も少なくありません😌
でもね──
これまで“なんとなく”やってきたことの中に、実はすごい武器が隠れていることもあるんです。
今回お届けするのは、
過去の経験が“自信”や“強み”に変わった瞬間を描いた3つのリアルなストーリー🌱
「えっ、そんなことも役に立つの!?」
「私にも似たような経験があるかも…!」
そんなふうに、読んだあなたの中にも「希望の種」が芽を出すきっかけになったら嬉しいな💚
ストーリー①:子育てで鍛えられた「説明力」が武器に
「ちがうってば〜!」「それじゃないよ〜!」
子どもに何かを伝えようとして、空振りばっかりの日々。
説明しても、わかってくれない。聞いてくれない。伝わらない…。
でも、それでもあきらめずに、
言い方を変えたり、例えを使ったり、絵を描いたりして伝えようとした。
その毎日の中で、私は自然と**“伝える力”**を磨いていたんだなって、
あとになって気づいたんです🌱
💡 医療事務で活きた“説明力”
ある日、受付で「薬のことでちょっと不安なんですけど…」と声をかけてきたご高齢の方。
看護師さんにすぐつなげることもできたけれど、
その前に少しだけ、ゆっくりと言葉を選んで話してみた。
するとその方が、ふっと表情を緩めて、
「ありがとうね、話せてよかったよ」って笑ってくれたんです😊
子どもに言葉を届ける練習をしてきた私は、
今、患者さんに安心を届ける力になっていたんだなって思いました✨
ストーリー②:飲食バイト経験が受付対応の自信に
◆ 私の“接客経験”が、意外な場面で活きたんだ✨
私はむかし、飲食店で接客の仕事をしてたんだよね。そのときに自然と身についた「相手の立場に立って考えるクセ」が、医療事務の仕事でも思った以上に役に立ったの!
たとえばね、ちょっと不機嫌そうな表情の患者さんに「お待たせしてすみません」って声をかけたら、ふっと笑ってくれたことがあって…そのとき、心から思ったんだ。「寄り添う気持ちって、どんな仕事でも大事なんだなぁ」って。
医療事務って、ただの事務じゃないんだよね。患者さんとのちょっとしたやりとりのなかに、思いやりや気配りがぎゅっと詰まってるんだ🍀 そんなとき、接客の経験が背中を押してくれるの。ほんと、やっててよかったなぁって思う瞬間なんだ。
🌟 共通していた“対応の力”と“空気を読む力”
- 来院された方の第一印象を決めるのは、受付の対応
- 相手の表情や声色から、「この方、ちょっと不安そうかも…」と察する力
- 混雑している状況でも、落ち着いて対応を続ける余裕
これってまさに、あの飲食バイトで培った**“接客の感覚”そのもの**だったんだ✨
もちろん医療と飲食は違うけれど、
「相手に安心してもらう」という基本は、どちらも同じ。
その経験が、いま私の“対応の土台”になってくれていると実感してるよ😊
「アルバイトの経験なんて、大したことない」って思ってたけど、
あの時間が、今の“接客力の自信”につながってたんだなって思うんです🌸
ストーリー③:「家計簿スキル」がレセプト処理に役立った?
◆ 家計管理のクセが“数字感覚”を育ててくれた🌱
それからね、私はしばらく専業主婦をしてた時期があって。その間、毎月の家計をどうやりくりするか…って、けっこう本気で取り組んでたんだよね(笑)
一見すると、家計管理と医療事務って全然関係なさそうに思えるかもしれないけど、実は意外とつながってたの!
たとえばレセプトの点数計算。最初は「うわぁ、ややこしい!」って思ったけど、「点数が●で保険割合が●%だから…」って頭の中で計算してるとき、なんかあの頃の私が出てきたの。「このお肉、こっちのスーパーだと●円安いな」とか(笑)
日々の暮らしで自然と鍛えられてた“数字感覚”が、まさかこんなカタチで役に立つなんてね!
◆ 自信がなかった私。でも、一歩踏み出して見えた景色🌈
実はね、資格を取ったあとも、なかなか最初の一歩が踏み出せなかったの。「未経験の私にできるかな…」って、不安でいっぱいだったの。
でも、思い切って飛び込んでみたら、周りの人たちがすごく優しくて。少しずつ仕事も覚えられて、「ありがとう」って言われたときは、もう…胸がいっぱいになったよ。
失敗しながら、ミスしながら、でも「今日もなんとか乗り越えた!」って思えた日は、自分にちょっとだけ拍手してた✨
そんな日々のなかで、「私でもできることがあるんだ」って気づけたことが、何よりの自信につながってるんだ。
もちろん内容は全然ちがうけど、
● 明細を確認してミスを探す
● 数字を見て「なんか変かも?」と違和感に気づく
● 地味だけど丁寧に、正確さが求められる作業
このあたりは、家計簿をつけてきた感覚が、
意外と活きてる!って思ったんだ😊
特別なスキルじゃなくても、
“続けてきたこと”が、ちゃんと仕事の力になるんだって気づいた瞬間でした✨
まとめ:過去の経験は、ぜんぶ“今”につながってるんだね🍀
医療事務の仕事をしていて、「えっ、これも活きるの?」って驚いたこと、ほんとにたくさんあったよ。
育児で身についた忍耐力、接客で磨いた対応力、家計で育った数字感覚──ぜんぶ、立派な“経験”であり“スキル”なんだって思えるようになったの。
大事なのは、自分の過去を「たいしたことない」って思わないこと。「あのときの私」も、「今の私」も、ちゃんとつながってるんだよね。
だから、どんな小さな経験も無駄じゃないよ!きっといつか、自分の“強み”として花ひらく日がくるから🌷
おわりに:あなたの“当たり前”は、きっと誰かの助けになる
今回のエピソード、いかがだったかな?
家事や育児、接客や家計管理──
「自分では当たり前」「たいしたことじゃない」と思っていたことが、
実は医療事務の現場で大きな力になるってこと、伝わったら嬉しいな💚
スキルって、特別な勉強だけで得られるものじゃないんだよね。
日々の経験や、自分がコツコツ続けてきたことが、
ちゃんと“強み”として形になる瞬間があるの✨
だから、「何もできない」なんて思わないで。
あなたのこれまでの歩みが、きっと誰かを支える力になる。
医療事務は、そういう“人の力”が活きる仕事。
だからこそ、誰かの人生のそばで、やさしく寄り添える存在になれるんだって思うな🌿
さあ、次はあなたの番だよ。
これまでの自分を、ぎゅっと抱きしめて、一歩ずつ進んでみようね!
📌 次回予告
次の【前編27】では、
▶ 医療事務の“キャリアパス”ってどうなってるの?
▶ 続けた先にある「ステップアップ」の可能性をご紹介!
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