コラム・心の整理部屋

「プレゼンなんてムリ!」だった僕が、“逃げ場のない現場”で変わっていった話

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◆ 僕は、プレゼンが本当に苦手だった

人前で話す──それだけで、頭が真っ白になった。
声が上ずり、手は震え、汗がにじむ。
何を言いたかったのかすら、途中で分からなくなってくる。

「プレゼン?ムリムリムリ…」
これが、かつての僕の本音だった。


◆ でも、逃げられなかった

そんな僕が、ある日クライアントに向けた大事なプレゼンを任されることになった。
本当なら断りたかった。誰かに代わってほしかった。
でも、それはできなかった。

“やるしかない”状況になった──
それが、僕の「場数」を踏み始めるきっかけだった。


◆ 正直、最初は全然うまくいかなかった

プレゼン資料は用意した。
話す内容も、何度も練習した。

…それでも、本番では緊張して声が震えたし、途中で言葉に詰まった。

「場数」と言えば聞こえはいいけど、実際は、何度も撃沈した


◆ それでも、少しずつ変わっていった

不思議なことに、何度か経験するうちに、
あの“異常なほどの緊張”が、少しずつ薄れていった。

上手く話せたわけじゃない。
でも、「話しても死なない」ことは分かった。

それだけでも、自分にとっては大きな変化だった。


◆ でも、「それすら無理」という人も、いる

経験すれば慣れる。
場数を踏めば自然と身につく。

──そう言われても、それができない人もたくさんいる。

本当にムリな人もいる。
その気持ち、今ならわかる。


◆ プレゼンが怖い人へ伝えたいこと

プレゼンが苦手でも、
それは「能力がない」んじゃなくて、“怖さ”の種類が違うだけなんだと思う。

僕は、逃げられなかったから経験できたけど、
もし逃げ道があったら、きっと避けていた。


◆ 最後に:無理に飛び込まなくてもいい。でも…

「やってみようかな」と思える瞬間が来たら──
そのときは、怖いままでも、声を出してみてほしい。

震えててもいい。詰まってもいい。
その“一歩”が、いつか自信になるから。


📘 このお話は「話すのがこわい人へ」シリーズの第1話です。
シリーズ全体を読みたい方はこちら👇
👉 [シリーズまとめ記事(※後日設置予定)]

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