◆ 話そうとすると、声が出なくなる──そんな自分を責めていませんか?
「人前に立った瞬間、声が震える」
「何を言おうとしてたか、すべて飛んでしまう」
「話し始めようとしても、言葉が喉に詰まって出てこない」
そういう経験、ありませんか?
実は、これ…あなた“だけ”じゃないんです。
◆ 「話すのが苦手」って、ただの性格じゃない
人前で話すことが苦手な人って、
よく「性格の問題」として片づけられてしまいます。
でも本当は、
その奥にあるのは**“恐怖”や“思い込み”**かもしれません。
◆ 「どうせうまくできない」「どうせ聞いてもらえない」──その“どうせ”が自分を止めている
話す前から、自分にブレーキをかけていませんか?
- 「どうせ自分なんて、うまく話せるわけがない」
- 「どうせ聞いてもらえない。笑われるかも」
- 「あの人には敵わない。自分が話しても意味がない」
これ、全部“防御”なんですよね。
傷つかないように、自分を責めて先にあきらめるクセ。
僕も、そういう時期がありました。
◆ 声が出なくなるのは、心が「危険」を感じてるから
本番になると、体が震える、喉が詰まる、言葉が出ない──
それって、「危ないよ」「やめようよ」って心が言ってるサインなんです。
つまりそれだけ、あなたが真剣に向き合っている証拠。
◆ 無理に乗り越えなくていい。でも、自分を認めることはできる
「怖くて、できません」
そう言えることって、すごく勇気がいる。
だからまずは、「怖いと思ってる自分を否定しない」ことから始めてほしい。
- 声が出なくても、
- 話せなくても、
- 今はできなくても…
それでも、“伝えたい気持ち”があるなら、それはあなたの中にちゃんとあるんです。
◆ 最後に:あなたは、ちゃんと“話す力”を持ってる
たとえ今はそれが出せなくても、
「怖さ」の奥には、ちゃんと“力”がある。
その力は、ゆっくり、ゆっくりでいい。
今はまだ眠っているだけかもしれないけど、
焦らず、否定せず、あなたのタイミングで目覚めるのを待っていていいんです。
📘 このお話は「話すのがこわい人へ」シリーズの第2話です。
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