「うまく話せなかったらどうしよう…」
「噛んだら恥ずかしいな…」
そんなふうに思ってしまう人、多いと思います。
特にプレゼンや人前で話すとき、
“完璧に話すこと”が求められているような気がして、
プレッシャーで押しつぶされそうになる。
でも…ちょっと視点を変えてみませんか?
プレゼン=評価の場?いいえ、“共有”の場です
私たちはつい、「プレゼン=上手に話す場」だと思いがちです。
・噛まずに話す
・間違えずに話す
・スマートに話す
たしかに、そうできたら理想かもしれません。
でも、プレゼンの本当の目的って、“情報を届けること”のはず。
「伝えたいことを誰かに届ける」
そう考えると、**プレゼンは“発表”じゃなく“共有”**だと気づきます。
上手に話す必要はありません
実際、うまく話せなかったとしても、
「なんか一生懸命だったな」とか
「伝えたい気持ちはちゃんとあったな」って、
聞き手の心に残ることは多いものです。
むしろ、完璧なプレゼンよりも、
ちょっとつまずいたり、言葉を探しながら話している方が、
“その人らしさ”が伝わることもあります。
上手じゃなくていい。伝われば十分。
それだけで、相手との“共有”は成立しているんです。
一人の聞き手に向けて話すように
「たくさんの人の前で話すなんてムリ…」
そう思う人には、**“目の前の一人に話しかける感覚”**がオススメです。
ステージの上でも、会議の場でも、
たった一人の「聞いてくれる誰か」を思い浮かべて話す。
それだけでグッと気が楽になります。
相手の反応に合わせて自然に話すことができて、
まさに“会話”に近い形になるのが理想です。
プレッシャーを軽くする“思考の転換”
「プレゼン=共有」「話す=会話」
この2つを意識するだけで、気持ちがだいぶ軽くなります。
「発表しなきゃ」と思うと緊張するけど、
「一緒に考えたいから伝えたい」と思えば、少し楽になれる。
うまく話せなくても、
一生懸命伝えようとしている姿勢が相手には伝わっています。
まとめ:完璧じゃなくていい。気持ちを届けよう
プレゼンは、上手に話す人だけのものじゃない。
話すことが得意じゃなくても、
「伝えたい気持ち」をもっていれば、それでいい。
プレゼンは“共有”です。
完璧じゃなくても、あなたの声には価値があります。
👉次回は──
それでも逃げたくなったとき、どうすればいい?
「逃げてもいい」と言える準備について、お話しします。
📘 このお話は「話すのがこわい人へ」シリーズの第3話です。
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👉 「それでも逃げたい時は、“逃げてもいい”と言える準備を」
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