それでも逃げたい時は、“逃げてもいい”と言える準備を
プレゼンが怖い、発表が苦手。
それでも、「やらなきゃ」「逃げちゃダメ」と自分を追い込んでしまう。
でも、本当にそうかな?
マリーは思うんだ。「逃げちゃダメ」じゃなくて、「逃げ道があっていい」って。
頑張ろうとしてるあなたが、無理をしすぎないように──
今回は「逃げてもいい」と言えるための準備の話を届けたいな、って思うよ。
◆ 無理をしない前提での“伝え方”もある
プレゼンって、「人前で話すこと」だと思いがちだけど、
実は「伝え方」にはいろんな手段があるんだ。
たとえば…
- 資料を作るだけでOKにしてもらう
- 録音で済ませる
- ナレーション付きの動画を提出する
- メモを読み上げるだけにする
これらはすべて、実際にマリーも見てきた「工夫」だよ。
「その場でスラスラ話す」ことが苦手なら、
“話さなくても伝えられる方法”を選ぶっていう手もあるんだ。
「私は話せないからダメだ」じゃなくて、
「話さずに伝える準備をしよう」って、視点を切り替えるだけで気持ちがずいぶん楽になるよ🌱
◆ “失敗ライン”を下げると、心が軽くなる
「プレゼンでうまく話せなかったらどうしよう」
「声が震えたら、頭が真っ白になったら、恥ずかしい…」
そう思うと、どんどん怖くなっちゃうよね。
でも、ちょっと考えてみて。
あなたの中にある“失敗のライン”って、もしかしたら高すぎない?
たとえば…
- 声が出せた → それだけで立派!
- 「おはようございます」って言えた → すごい一歩!
- 最後までいられた → 十分すぎるほど頑張ってる!
完璧じゃなくても、たどたどしくても、伝えたい気持ちがあるならそれは十分だよ。
失敗ラインを下げてみよう。
自分が「これならできた」と思えるところにラインを引き直してあげると、不思議と肩の力が抜けるんだ。
◆ “やってもいい”“やらなくてもいい”の間をつくろう
「出る」「出ない」じゃなくて、
「全部やる」「全部やらない」でもなくて、
“その間”にあるグラデーションを持っていいんだよ。
たとえば…
- 発表は5分じゃなくて、1分にしてみる
- 誰かに進行を頼んで、話す部分だけ引き受ける
- 途中で席を外してもいい、って自分に許しておく
自分が安心できる工夫って、いくらでもある。
「全部ひとりでちゃんとやらなきゃ」じゃなくて、
「ここは助けてもらおう」「この範囲ならやってみよう」って、調整していいんだよ。
“逃げてもいい”っていう選択肢があるだけで、
「逃げなくてもいけそうかも」と思える瞬間がくることもあるからね✨
◆ 「逃げる」は負けじゃない。次に進むための“準備”だよ
「プレゼンから逃げた自分は、ダメなのかもしれない」
そんなふうに思わなくて大丈夫だよ。
逃げるって、“諦め”じゃなくて“回避”なんだ。
心と体を守るための、立派な行動。
マリーは思うの。
逃げるための準備をしてる人って、次のチャンスをちゃんと見てる人だって。
だから、大丈夫。
逃げたって、また歩き出せるから。
あなたは、あなたのペースで進めばいいんだよ🍀
📘 このお話は「話すのがこわい人へ」シリーズの第4話です。
シリーズ全体を読みたい方はこちら👇
👉 [シリーズまとめ記事]
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👉 「“話すこと”は武器じゃなくて、“届ける手段”だってこと」
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