ISA体験談

在宅で働けると思ってた。でも、“パソコンの壁”が想像以上だった

ISA体験談

「在宅で働けると思ってた。でも、“パソコンの壁”が想像以上だった」

「おうちで、子どもを見ながら、少しでも収入を得られたら…」

そう思って「在宅ワーク」や「リモートのお仕事」で検索した経験、ありませんか?
実際に調べてみると、ネット上には「初心者でもできる」「ママに人気」「スキマ時間で収入」なんて言葉が並んでいて──
「これなら私にもできるかも」と、ちょっとワクワクしたりして。

でも…
いざ詳しく見ていくと、そこには**“見えない壁”**がありました。

「え、Zoomってどうやるの?」「Googleドライブって何?」「PDFを添付…ってどうやるの?」
──そう、思っていた以上に“パソコンスキル”が必要だったんです。

気づけば、求人ページを眺めるだけで一日が終わっていた…なんてことも。

今回の記事では、「在宅で働きたい」と思い立った主婦が、現実の“パソコンの壁”にぶつかってしまったお話を通して、
リモートワークの現実と、乗り越え方のヒントをやさしくお届けします。

最後まで、どうぞご覧ください🌼

「在宅ワークしたい」…その想いが一歩目だった

「子どもがまだ小さいし、保育園の送り迎えもある」
「旦那の帰りが遅いから、私が家を空けるわけにはいかない」
「外でフルタイムなんて、とても無理…」

そんな現実に向き合いながらも、ふとよぎる“働きたい”という気持ち。
家計のこと、自分のやりがい、誰かの役に立ちたいという思い──
そのどれもが、心のどこかで静かに灯っている。

「じゃあ、在宅で働くってどうだろう?」
スマホで検索を始めたのは、ほんのささいなきっかけだったかもしれない。

“在宅ワーク 主婦”
“初心者 パソコン 仕事”
“子育て 副業”

そうやって検索窓に打ち込んでいくと、出てくるのはキラキラした言葉たち。
「未経験OK!」「ママ歓迎!」「在宅で月収10万円も可能!」──

心がふわっと軽くなる。
「もしかして、今の私でも何かできるかも」って、そんな希望がわいてくる。

でも──
この時は、まだ知らなかったんです。
この先に、思ってもいなかった“パソコンという壁”が立ちはだかっていたなんて。

“理想の働き方”にワクワクしていたあの頃

「家でできる仕事って、いいかも」
「これなら、子どもを見ながらでも大丈夫かも」──

在宅ワークという言葉に出会ったとき、
私はどこか、すべてがうまくいくような気がしていた。

朝の通勤ラッシュもない。
出社のプレッシャーもない。
家で、必要なことだけサクッとこなせば、
自分のペースで働ける……そんな未来が、頭に浮かんでいた。

実際に求人サイトを開いたときは、
「これもできそう」「これも良さそう」って、
どんどんクリックして、ワクワクしながら探していた。
“自由な働き方”を自分がしている未来が、
すぐそこにあるような気がしていた。

──でも、現実は、もう少し複雑だったんだ。

調べていくうちに、思わぬ“壁”にぶつかった

最初は楽しかった。
「これならできそうかも」と思える仕事が、いくつも出てきたから。

オンラインで入力するデータ業務。
ブログやSNSを活用した収益化。
在宅秘書、ECサイトのサポート、クラウドワークスでの案件──
聞きなれない言葉もあったけれど、どれも“家でできる仕事”という点では夢があった。

でも、詳しく調べていくうちに、あることに気づき始める。

「……あれ? どれも、パソコンが必要なんだ」

スマホで完結できる仕事も、ゼロではなかった。
けれど、報酬額や業務の継続性を見ていくと、
「やっぱりちゃんとパソコンで対応できないと、厳しいんだな」
という現実が、じわじわと見えてくる。

しかも、ただ“パソコンを持っていればいい”というわけじゃない。
メールのやり取り、ExcelやWordの基本操作、
ZoomやGoogleドキュメントといったツールの扱い方まで──
求められているのは、「ある程度できること」が前提だった。

ふと手が止まる。
「これ、今の私にできるのかな?」

パソコンはある。でも、子どもの写真を取り込んだり、
インターネットで買い物をするくらいしか使ってこなかった。
ショートカットキー? クラウド? 圧縮ファイル?──
聞いたことはあるけど、説明しろと言われたら無理。

「何ができて、何ができないのか」
それすらも、自分ではっきり言えなかった。

その時、思ったんです。
「これはもう、“スキル”として身につけていかないと無理かもしれない」って。

「仕事の前に、“練習”ってできないのかな?」

思ったよりも、リモートワークのハードルは高かった。
「誰でもできる」と書かれていたけれど、
“誰でもできる”の中には、
“パソコンがそこそこ使える人”という前提が隠れていた。

──でも、だからといって諦めたくない。

もう一度、パソコンを開く。
「在宅ワーク パソコン スキルが不安」
「パソコン 使えない 仕事したい」
そんな検索ワードで、今の自分に合う選択肢を探しはじめた。

そこで見つけたのが、「パソコンスキルを練習できるサービス」の存在だった。
お金はかかるけど、やっぱり“仕事の現場”に出る前に、
“練習”という時間が取れるのはありがたい。
なんなら、「誰かに聞ける環境がある」ってだけでも、すごく安心できる。

学生の頃だって、部活に入るとき、いきなり試合なんて出なかった。
まずはルールを覚えて、練習して、
そのうちに「試合に出てみようか」って言われたものだ。

それと同じかもしれない。
いきなり案件に応募して、「できません」ってなるより、
今のうちに「どういう仕事があって、自分は何を身につければいいのか」
その答えを、少しずつ見つけていく時間を持とう。

そう思えたとき、
「まだ、チャンスはあるかもしれない」って思えた。

まずは「何ができないのか」を、知るところから

「パソコンに自信がない」とは思っていた。
でも、それが“どれくらいの不安なのか”までは、正直わからなかった。

──何がわからないのか、がわからない。
そう感じる人、けっこう多い。

「Wordってなにができるの?」
「Excelって使えたほうがいいの?」
「Zoomの招待って、どうやって送るんだっけ?」
「パソコンのファイルって、どこに保存されてるの?」

こんな風に、自分の“モヤモヤ”を言葉にしていくと、
実は「できていること」もあるし、「苦手なこと」も見えてくる。

つまり、自分の中にある“わからない”を整理することが、
次の一歩につながっていくんだ。

パソコンスキルって、特別なことじゃない。
少しずつ覚えて、できることを増やしていけばいい。
「資格を取らなきゃ」「プロにならなきゃ」って思う必要はないよ。

まずは、「この操作、なんとなく不安なんだよなぁ」
そう思ったら、ググってみる。
YouTubeで検索してみる。
それでもわからなかったら、
ちゃんと“学べる場所”を探してみる。

大事なのは、できない自分を責めることじゃなくて、
「できるようになりたい」って気持ちを行動に変えていくこと。

自分を知ることは、前に進むための第一歩なんだ。

最初の一歩は、「やってみる」だけでいい

自宅で仕事ができたら、どんなにいいだろう──
そう思って、リモートワークという言葉に希望を抱いた。

だけど、現実はそんなに簡単じゃない。
思った以上に、自分には“知らないこと”が多かった。
それに気づいた瞬間、不安に押しつぶされそうになった。

でも、それは“気づけた”という大きな一歩。

何ができて、何ができないのか。
どこから始めればいいのか。
それが見え始めたなら、あとは「少しずつ、やってみる」だけ。

タイピングが遅くたっていい。
Zoomの操作に戸惑ったって大丈夫。
Googleドキュメントの保存場所がわからなくても、
今ここで「調べよう」と思っているなら、それはもう“進んでる証”。

失敗しても、調べながらでいい。
「これってどうするの?」って聞ける誰かを見つけてもいい。
最初のうちは、時間がかかってもいい。

リモートで働くという選択肢は、
“完璧なスキルを持つ人”だけのものじゃない。
“挑戦してみよう”と思えたあなたにも、ちゃんと開かれている。

そのための一歩を、今ここから始めてみよう。
学びたいと思えること。
できるようになりたいと願うこと。
それを大切にすれば、必ず道は見えてくるから。

「今の私」にできることから始めよう

リモートワークは、誰にとっても“手軽な働き方”というわけではありません。
むしろ、自分で考え、調べ、動くことが求められる、ちょっと難しい働き方です。

でもそれは、できるようになれば、
場所や時間に縛られずに働けるという「自由」が待っているということ。

今回の記事では、リモートワークに踏み出すときに
「どんな準備が必要か」「なぜパソコンスキルが求められるのか」
そして、「気持ちの面でどんなギャップが起きやすいか」──
そんなことを、リアルにお伝えしてきました。

そして今、もしあなたが「ちょっと怖いかも…」と感じているなら、
それはとても自然なこと。
むしろ、慎重になれるのは、きっと強みです。

できないことを知ることは、できるようになるための第一歩。
完璧じゃなくてもいい、すぐに成果が出なくても大丈夫。
“今の自分”にできる小さなことから、始めてみませんか?

ほんの少しずつでも、あなたが一歩を踏み出せるように──
これからも、そんな記事をお届けしていきますね。


最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
ご意見やご感想など、コメントでいただけたらとても嬉しいです🌸
では、また次の記事でお会いしましょう!

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