コラム・心の整理部屋

「私って評価されてないのかな…」──そんな時、心が沈まないためのヒント

コラム・心の整理部屋

🌿なんとなく、置いていかれた気がして…

職場にいるとね、ふと…こんな気持ちになることってないかな?

「なんだか最近、あの人ばっかり上司に褒められてる気がする…」
「私の頑張りって、誰かにちゃんと届いてるのかな?」
「まさか……私だけ、いないものみたいになってない?」

そんな風に、周りの中でぽつんと取り残されたような感覚に陥ること、あるよね。

しかもそれって、誰かに意地悪されたとか、何かを言われたわけでもないからこそ──
自分でも「気にしすぎかな?」って思って、ますます口に出せなくなっちゃう。

特に、配属されて2〜3週間くらいの“職場に慣れてきた時期”。
「環境には慣れてきたけど、空気にはまだ馴染めてない」
そんな中途半端な段階って、ほんとに心がふらつきやすいんだよね。

周囲の人たちはもう私に対して“新人扱い”じゃなくなってる。
だけど、自分の中にはまだ「私はここでちゃんとやれてるのかな…」っていう不安が残ってる。

誰かが私のことを気にしてくれてるかどうかもわからなくて、
存在がちょっとずつ、透けていくような気がして──
そんなとき、「置いていかれたかも…」って心がつぶやいてしまうの。


🌿「評価されてない」って、誰かが言ったの?

「なんだか、自分だけ評価されてない気がする…」
そんな風に感じることってあるよね。

でもね──ちょっとだけ、心に問いかけてみてほしいの。

「その“評価されてない”って、誰が言ったの?」

上司がそんなふうに言葉にした?
同僚が、あなたを否定するような態度をとった?
それとも──
自分の心が、勝手にそう思い込んでしまっただけかもしれない。

たとえば上司がバタバタと忙しそうにしていたら、
「自分の頑張り、気づいてもらえてないな…」って不安になることがあるよね。
でもそれって、**“無関心”じゃなくて、“手が回っていないだけ”**かもしれない。

あるいは、他の人が褒められているのを見て、
「自分は選ばれなかった」って思っちゃう。
でも実際は、ただ順番が来ていないだけだったりもする。

人はみんな、自分に向けられる言葉の少なさを「評価の低さ」と感じやすいもの。
でもね、それは決して「あなたが価値のない存在だから」じゃないよ。

評価されてないと思い込んでいたのは、もしかすると“自分自身の目”だったかも。

他人の視線にばかり意識がいっていると、
自分で自分の良さを見失っちゃうことって、案外多いんだよ🍀


🌿頑張りが伝わりづらい時期がある、という事実

「こんなにがんばってるのに、なんで何も言われないんだろう…」
そんな風に思ってしまう日って、あるよね。

でもね、実はその気持ちって──
“あるある”なんだよ。

がんばり始めたばかりの頃って、
自分の中ではすごく前に進んでるように感じていても、
周りからは“まだスタート地点”に見えていることがあるの。

たとえば、
・覚えたばかりの業務をミスなくこなせた
・以前よりも作業時間を短縮できた
・緊張せずに報連相ができるようになった

──あなたにとっては立派な進歩でも、
周囲からは“気づかれない程度の小さな変化”に見えてしまうこともあるんだよね。

特に派遣や契約といった立場では、
「空気のように支えてくれている存在」に対して、
周囲が“感謝しているつもり”で、あえて言葉にしていないこともある
の。

でもそれって、
評価してないんじゃなくて、見えてないだけなんだよ🌱

本当はあなたの頑張りは、ちゃんと空気みたいに“場を整える力”になってる。
だから「伝わってない」と感じても、それは一時的な“通過点”。
今はまだ、見えない力としてそこにあるだけ。

🌿「できていない」と思う日こそ、“積み重ね”がある


「今日も結局、何もできなかったな…」
そんな風に感じる日って、誰にだってあるよね。

でもね、本当に「ゼロ」だったのかな?って、
ちょっとだけ、そっと思い返してみてほしいの。

・とりあえず起きて、職場に行ったこと
・いつも通りの業務をこなしたこと
・無理に笑わなかったこと、がんばらなかったこと

──どれも、“今のあなた”だからこそできたことなんだよ🌿

「前に進めなかった日」じゃなくて、
「崩れずに踏ん張った日」なのかもしれない。

それってすごく尊いことなんだよ。

他の人が見ていないような小さな頑張りを、
ちゃんと自分で「今日も積み重ねた」って認めてあげてね。

たとえ自分では「今日はダメだった…」と思っても、
その日を越えたこと自体が、もう前進なんだよ。

“続けていること”って、目に見えづらいけど、
あとから必ず、あなたの力になっていくからね🍀


🌿それでも不安な時にできる“小さな実感”

「がんばっても認められない」
「なにをやっても伝わらない気がする」
そんな風に、どうしようもない不安に包まれてしまう日もあるよね。

そんなときはね、
「小さな実感」をひとつ、自分の中に持ってみてほしいの。

・ひとつ丁寧にメールを送れた
・周囲の空気を壊さずに笑顔を返せた
・朝、自分のために温かいお茶をいれた

こういうことでも、いいんだよ☺️

それは、周りから見たら「当たり前」に思えるかもしれない。
でも、自分の中で「できた」って思えたなら、それはちゃんと**“今日の積み上げ”**なんだよ。

不安って、
「自分の存在がぼやけていくような感じ」から生まれることが多いから──
だからこそ、自分の中にある“実感”で、そのぼやけた輪郭をそっとなぞってあげてね。

「私は今日もここにいた」
「ちゃんと過ごした一日だった」
そう思えたら、それだけでほんの少し、心が整っていくよ🌿


🌿まとめ:評価は“外からの声”じゃなく、“内なる確かさ”でできている

誰かに認められること。
それってやっぱり、うれしいし、自信にもなるよね。

でも、もし今それがもらえなかったとしても──
あなたの価値が消えるわけじゃないんだよ。

がんばってることは、ちゃんとあなたの中にある。
言葉にならなくても、見えなくても、
それは“確かに存在している力”なんだ。

たとえ誰かが気づいてくれなかったとしても、
あなた自身が知ってるよね。
「こんなにがんばったんだ」って、
「本当はもっと怖かったけど、それでもやってみたんだ」って。

そうやって歩んできた一歩一歩は、
ちゃんとあなたの心に刻まれてる。


そして、どうか覚えておいてね。

あなたは、ちゃんと歩いてる。
たとえ小さな一歩でも、それは“昨日と違う今日”をつくってるんだよ。

だからこそ──
比べるのは、誰かじゃなくて“昨日の自分”。

「今日もおつかれさま」って、自分にやさしく声をかけてあげてね。

そしてまた明日、
あなたのペースで、あなたの歩幅で──
自分の人生を、あなたらしく進んでいこう🌿✨


💬 次にお届けするのは、こんな声から生まれた記事です。
「上司との面談で、言いたいことが言えなかった・・・」そんなご経験ありませんか?
「話したいことが話せなかった」――上司との面談で、心に残る“言えなかった”という気持ち

コメント

タイトルとURLをコピーしました